三重も独自大会を開催 3年生最後の試合は無観客で

三重県高校野球連盟は26日、津市で理事会を開き、夏の高校野球三重大会に代わる独自大会を無観客で開催することを決めました。

高校野球をめぐっては、甲子園での全国大会や地方大会の中止が決まりましたが、各県などで代わりとなる大会を開くことについてはそれぞれの高野連が判断しています。

三重県高野連は、理事会で独自大会の開催を決定しました。大会は3年生が出場する最後の公式戦として行い、無観客での開催になるということです。

県高野連では、大会の日程や会場など具体的な内容のほか、感染防止対策などを6月上旬までに取りまとめ、各学校や県教育委員会などと協議する方針です。

現在、県立高校では部活動は再開しておらず、対外試合の解禁時期も未定で、臨時休校中の授業時間を確保するため夏休みを短縮する学校も多いことから、従来の7月上旬の開催は難しいとみられます。

なお、高校野球をはじめ全国大会が中止となった高校スポーツについて、鈴木知事は県独自の大会を開催する意向を示しています。

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