ソウルバイオシスとSETi、新型コロナウイルスを殺菌する個人用空気清浄機を6月初めに発売

韓国安山市--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- UV LED ソリューションの専門企業Seoul Viosys Co., Ltd.(本社:安山市、代表理事:イ・ヨンジュ、以下「ソウルバイオシス」)および米国の子会社Sensor Electronic Technology, Inc. (以下「SETi」)は、空気中の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)はもちろんのこと、各種有害細菌から個人間の感染を減らすために、Violdes技術による個人用空気清浄機(モデル名:VAC)を6月初めに韓国と米国で同時にオンラインで発売し、顧客企業の要請にも対応する。

violeds技術は新型コロナウイルスをわずか30秒で99.9%殺菌する技術力が実証された。新製品のVACはCOVID-19の状況が安定するまで、少しでも早く市場に届けるためにソウルバイオシスおよびSETiブランドで発売され、その後、パートナー企業と協力して供給を継続する予定である。また後続の新製品である個人用表面殺菌器(モデル名:VSM)とともに6月中に欧州、東南アジア諸国に販売先を拡大する。

ポータブル空気清浄機VACは、空気浄化システムに短波長LEDを装着して新型コロナウイルス及び各種有害菌を殺菌する製品である。一般的な空気清浄機およびエアコンの冷却フィルタでは各種細菌やウイルスが捕集されてから増殖して、時間の経過によってウイルスがフィルターを通過して二次空気感染する危険が高かった。しかしVACは、ウイルスを捕集すると即時に「violeds光(photon)」を直接照射して殺菌する方式で、フィルターに付く細菌の増殖を防止して各種有害菌を殺菌することにより細菌の拡散を画期的に改善したことが特徴である。

空気浄化システムのHEPAフィルタは、通常0.3μm以上の微細粉塵や飛沫などを濾過することはできるが、飛沫が蒸発した状態の新型コロナウイルス、SARSウイルスなど約0.1μmの大きさのウイルスは、HEPAフィルタをそのまま通過してしまう。

violeds技術は、応用製品によって、空気や水の殺菌、表面殺菌に加えて、バイオ、皮膚再生、捕虫、植物の生長促進など様々な分野で活用が可能である。

ソウルバイオシスについて

ソウルバイオシス(KOSDAQ: 092190)は、化合物半導体素子の専門企業としてUV LEDと次世代3Dセンサー/レーザー光源」のVCSEL (Vertical Cavity Surface Emitting Laser)とディスプレイ用のマイクロLED (Micro Clean Pixel)などの光半導体ソリューション専門企業である。2002年に設立され、現在UV LED分野で世界1位の市場シェアを占めており、世界で唯一の紫外線(UV)から可視光線、赤外線までのすべての波長帯(200nm〜1600nm)のチップを生産してソリューションを提供し、関連技術の特許4000件を保有している技術企業である。ソウルバイオシスは、世界初の紫外線化合物半導体であるUV LEDの生産のために親会社ソウル半導体と日本のNS社の協力契約で、2002年に設立された会社であり、2005年に米国UV LEDベンチャー企業SETi社に投資し、以後3社で連携して、紫外線LED分野で技術開発に専念してきた。詳細は、ソウルバイオシスのウェブサイト(www.seoulviosys.com)を参照。

Contacts

報道関係者お問い合わせ先:
日本支社:ジャパンソウル半導体株式会社
広報担当
03-5360-7391

© ビジネスワイヤ・ジャパン株式会社