最強チーム決定戦 1975年レッズなどがベスト16進出

シミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット2」の2回戦のうち、8組の対戦が日本時間5月27日に行われ、1975年レッズ、1957年ブレーブスなど8チームがベスト16進出を決めた。1975年レッズは2012年ナショナルズ、1957年ブレーブスは1967年カージナルスをそれぞれスイープで撃破。2回戦の残り8組の対戦は日本時間5月28日に行われ、ベスト16の顔ぶれが決定する。

「ビッグ・レッド・マシン」として知られる1975年のレッズは、第1戦に先発したジャック・ビリンガムが8回途中1安打無失点の快投を見せると、打線は8回裏に一挙4点を先制。4対0で完封勝利を収めた。第2戦も8回裏がターニングポイントとなり、レッズは1点ビハインドから2点を奪って逆転に成功。その勢いのまま、第3戦と第4戦にも勝利してスイープで2012年ナショナルズを破り、ベスト16進出を決めた。

1957年ブレーブスは、ウォーレン・スパーンとルー・バーデットの好投で第1戦と第2戦に連勝すると、第3戦も中盤に主導権を握って5対3で勝利した。第4戦は1967年カージナルスが得点したあとにブレーブスがすぐ追い付く展開となり、6対6の同点で迎えた9回裏にビル・ブルトンの犠牲フライでブレーブスがサヨナラ勝ち。すべて2点差以内の接戦となったが、ブレーブスがスイープでベスト16進出となった。

ニグロリーグから参戦している1931年ホームステッド・グレイズは、ミッキー・マントルとロジャー・マリスの「MM砲」を擁する1961年ヤンキースと対戦。ジョシュ・ギブソンが打率.435、2本塁打、7打点の活躍を見せたが、ベスト16に進出したのはお互い2勝ずつで迎えた第5戦から2連勝したヤンキースだった。エースのホワイティ・フォードは14イニングを3安打1失点に抑えて2勝をマーク。第6戦で先発全員安打を記録するなど、ヤンキース打線は終始好調だった。

日本時間5月27日に行われた2回戦の結果は以下の通り(最大7試合の4勝先取制。スコアは勝敗を表す)。

ア・リーグ ブロック1
1961年ヤンキース 4-2 1931年グレイズ
2004年レッドソックス 4-3 1996年レンジャーズ
1970年オリオールズ 4-3 1983年ホワイトソックス
1954年インディアンス 4-1 1985年ロイヤルズ

ナ・リーグ ブロック1
1975年レッズ 4-0 2012年ナショナルズ
1957年ブレーブス 4-0 1967年カージナルス
1960年パイレーツ 4-3 1969年カブス
1997年マーリンズ 4-3 1984年パドレス

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