「仮想の本塁打競争」を開催 勝者はファン投票で決定

日本時間5月27日、メジャーリーグ公式サイトは「The What-If Derby」と題して仮想の本塁打競争を開催することを発表した。この企画には、過去の強打者と現役のスラッガーが8人ずつ、合計16人が参戦。大会はトーナメント方式で行われ、各ラウンドの勝者はInstagram、Twitter、Facebookでのファン投票によって決定される。

1回戦はOB選手と現役選手のマッチアップとなっており、ケン・グリフィーJr.とクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)、ブラディミール・ゲレーロとブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、アレックス・ロドリゲスとアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、フランク・トーマスとジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)、デービッド・オルティスとマイク・トラウト(エンゼルス)、マーク・マグワイアとピート・アロンゾ(メッツ)、ハンク・アーロンとブライス・ハーパー(フィリーズ)、バリー・ボンズとコディ・ベリンジャー(ドジャース)が対戦する。

メジャーリーグ公式サイトによると、出場選手の合計本塁打数は6100本を超え、オールスター・ゲーム選出は合計127回。ボンズの7回を筆頭に、MVPも合計22回受賞しており、マグワイア(1992年)、グリフィーJr.(1994年・1998年・1999年)、トーマス(1995年)、ボンズ(1996年)、ゲレーロ(2007年)、オルティス(2010年)、スタントン(2016年)、ジャッジ(2017年)、ハーパー(2018年)、アロンゾ(2019年)には実際のホームラン・ダービーで優勝した経験もある。

ファン投票は3つのSNS(Instagram、Twitter、Facebook)で行われ、3つのうち2つ以上のSNSでより多くの票を集めた選手が次のラウンドへ進出するルールとなっている(1回戦のファン投票は日本時間5月28日にスタート)。16人の猛者たちによって争われるこの大会を制するのは、いったいどの選手だろうか。

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