壱岐で岩ガキまつり 旬の味を満喫 29、30日も

旬の岩ガキを手に満足顔の高山さん=壱岐市郷ノ浦町、かもめの朝ごはん

 長崎県壱岐市郷ノ浦町の同町漁協敷地内にある飲食店、かもめの朝ごはんが22、23日、岩ガキまつりを開いた。同町沿岸で養殖された旬の岩ガキ約300キロを用意して、1キロ1100円で販売。その場で食べることもでき、仲間と一緒に訪れた客らでにぎわった。29、30日も開く。
 昨年までは同町漁協が実施していたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で島外に出荷できなくなったため、同店が岩ガキを買い取り実施した。
 「壱岐の岩ガキはミネラル豊富で弾力があり、身がしまっている」と店主の永村義美さん(61)。知人と訪れた建設業の高山学さん(32)は「身が大きくて食べ応えがある。外で食べるのも楽しい」と満足した様子だった。
 別途テーブルチャージ料300円が必要。午後5時~8時まで。問い合わせは同店(電0920.47.4539)。

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