鹿児島県高校総体代替大会なし 小規模で「区切り試合」

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 鹿児島県高校体育連盟(石田尾行徳会長)は27日、中止となった県高校総合体育大会に相当する代替大会を開催しない方針を示した。新型コロナウイルス感染拡大防止のためには、大勢が集まる大規模大会の開催は難しいと判断。一方で、部活動の再開状況を考慮しながら練習試合などを行うことにより、3年生らのために「区切りとなる場」を設けるよう各学校に通知した。

 県高体連によると、試合は「かごしまメモリアルマッチ2020」と銘打ち、土日を中心に学校内での紅白戦や記録会を想定。複数校で実施する場合も、長距離移動を伴わない2~4校での試合を検討する。主催は県高体連だが、運営は各学校の部活動顧問が務め、運営費の一部を県高体連が補助する。

 開催時期については、進学希望の生徒が多い学校で早期引退が予想されることなどを踏まえ、学校単独で実施する場合は、熱中症予防のため十分な練習量を確保した上で6月末ごろまでに、複数校で実施する場合は、県教育委員会が練習試合実施を認める6月13日以降、8月末ごろまでに行うよう呼び掛ける。

 感染防止対策に関しては、出場者に検温を義務付けるほか、会場でのマスク着用や手洗い、うがいを徹底させ、定期的な換気も行う。応援は、3年生の保護者のみとするなど、必要最小限にとどめるよう要請する。
 県高体連は今月13日、県高校総体(6月3日~7月9日)の中止を決定し、それに代わる大会などの開催可否を検討していた。

 一方、野球は、県大会に代わる大会・試合の開催可否について、県高野連が「学校、県教委などの意見を踏まえて総合的に判断する」としている。