最強チーム決定戦 2001年マリナーズなどがベスト16進出

シミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット2」の2回戦のうち、8組の対戦が日本時間5月28日に行われ、2001年マリナーズ、1994年モントリオール・エクスポズ、1942年カンザスシティ・モナークスなど8チームがベスト16進出を決めた。3回戦は日本時間5月29日に行われる予定となっている。

イチローや佐々木主浩がメンバー入りしている2001年のマリナーズは1988年アスレチックスと対戦した。フレディ・ガルシアとジェイミー・モイヤーの好投で第1戦と第2戦を制したあと、第3戦はデーブ・ヘンダーソンに逆転弾を浴びて敗れたが、第4戦に快勝して王手。第5戦は先発全員安打で4点を奪い、1点リードの最終回を佐々木が締めくくって4勝1敗でベスト16進出を決めた。

1994年エクスポズは1979年パイレーツと対戦し、第7戦までもつれる熱戦の末、4勝3敗でベスト16進出となった。第5戦でバート・ブライレブンの前に2安打完封を喫し、パイレーツに王手をかけられたものの、第6戦はラリー・ウォーカーの活躍もあって快勝。第7戦は8回にダリン・フレッチャーのタイムリーで勝ち越しに成功し、ロースコアの接戦を制した。

ニグロリーグから参戦している1942年モナークスは、史上最多の125勝(ポストシーズンを含む)をマークした1998年ヤンキースと対戦。サチェル・ペイジの快投で第1戦を制したあと、第2戦には敗れたが、第3戦と第4戦は合計24安打23得点と打線が爆発し、ベスト16進出に王手をかけた。その後、第6戦でデレク・ジーターが延長10回にサヨナラ弾を放つなどヤンキースも粘りを見せたが、第7戦は第1戦に続いてモナークスが1対0で勝利。延長10回にニュート・アレンが放ったタイムリー二塁打が決勝打となった。

日本時間5月28日に行われた2回戦の結果は以下の通り(最大7試合の4勝先取制。スコアは勝敗を表す)。

ア・リーグ ブロック2
1942年モナークス 4-3 1998年ヤンキース
2019年アストロズ 4-2 1993年ブルージェイズ
2011年レンジャーズ 4-0 2002年エンゼルス
2001年マリナーズ 4-1 1988年アスレチックス

ナ・リーグ ブロック2
1986年メッツ 4-2 1998年パドレス
1994年エクスポズ 4-3 1979年パイレーツ
2019年ナショナルズ 4-3 2011年ダイヤモンドバックス
1995年ブレーブス 4-1 2004年カージナルス

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