【新型コロナ】前売り券でお店を応援 藤沢商議所など企画、1枚千円

前売りチケット事業への参加を呼び掛ける藤沢商議所の増田会頭=藤沢市

 新型コロナウイルス感染拡大の影響が経営を直撃している飲食、小売り、サービスといった業種を応援しようと、神奈川県の藤沢商工会議所は藤沢市、藤沢市商店会連合会と連携し、資金的な支援を目指すプロジェクトをスタートさせる。

 「ふじさわ応援 前売りチケット」と銘打った事業で、同商議所と同連合会が実行委員会を発足。利用者が 応援したい店舗を選び、8月から半年間、来店時に利用できるチケット を事前に購入する仕組み。チケットは1枚千円。参加事業者に、チケットの発行などの費用負担は一切生じない。

 対象は同市内の店舗(飲食、小売り、サービスなど)で商議所、連合会の会員、非会員を問わず参加でき、登録は無料。専用ホームページ「ふじさわ応援 前売りチケット」を立ち上げ、5月末まで参加店舗を募集する。100店舗程度の参加を目標にしている。

 前売りチケットは、各店舗、専用ホームページ、同商議所窓口で6月30日まで販売する。

 同商議所の増田隆之会頭は「なくては困る店にエールを送り、頑張ってもらう。プロジェクトを通じて、自分たちの街をつくっていく一体感を醸成したい」としている。問い合わせは、実行委員会事務局(同商議所内)電話0466(27)8888。

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