危険運転拡大、改正案が衆院通過

「停車」行為も処罰対象

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自動車運転処罰法改正案を可決した衆院本会議=28日午後

 危険運転の適用範囲を拡大する自動車運転処罰法改正案が28日、衆院本会議で可決され、衆院を通過した。他人の車の前方に急に割り込み、自分の車を停止させる行為を処罰対象とする。参院に送付され、今国会で成立する見通し。

 神奈川県大井町の東名高速道路で2017年6月、あおり運転を受け、追い越し車線上で停車させられたワゴン車が後続車に追突され、夫婦が死亡した事故を巡り、法の不備が指摘されていた。

 現行法は、加害者側の車が、重大事故につながる速度で走行していることが危険運転の要件。東名事故の一、二審判決は、速度がゼロの停車行為を危険運転とは認めなかった。