大谷翔平、過去20年でNo1右腕プロスペクトに選出 MLB公式「他に見つけるのは難しい」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

MLB公式が選出する各球団の「過去20年で最も注目された右腕プロスペクト」に大谷が選出

毎年、多くの超有望株が特集されるメジャーリーグ。そんな中、MLB公式サイトは各球団の「過去20年で最も注目された右腕プロスペクト」を特集し、エンゼルスでは大谷翔平投手がランクインした。

今回は各球団の過去20年間の中で右腕に絞り超有望株を選出している。投手のプロスペクトは将来どうなるかの予想がつきにくいグループであることを言及し「これらの投手の中には、メジャーリーグで、大成功を収めた者もいるし、上手く行かなかったものもいる」と、最も期待を集めた右腕を紹介している。

エンゼルスでは大谷が堂々の選出。移籍1年目の2018年は右肘の怪我もあり10試合の登板に留まったが4勝2敗、防御率3.31をマークし、打者としても22本塁打を放ち二刀流を成功させた。

1年目から結果を残した大谷に「彼がプロスペクトでいた時期は長くはなかった」としながらも「彼ほどに注目されたプロスペクトを他に見つけるのは難しい。彼の二刀流の才能がその大きな理由だが、彼は、右投手のみのリストでも、No.1プロスペクトになっていただろう」と称賛している。

トミー・ジョン手術によって昨季は投手としての出場はなかったが、今シーズンは二刀流復活が決定的となっており「エンゼルスは、彼がルーキーイヤーのような独占的な活躍を再びすると考えている」と期待を込めている。

その他の球団ではマリナーズではフェリックス・ヘルナンデス、ナショナルズではスティーブン・ストラスバーグ、パイレーツではゲリット・コールらが名を連ねている。(Full-Count編集部)

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