新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は28日、院内感染が起きた川崎協同病院（川崎区）に入院していた90代の女性患者1人が死亡した、と発表した。また新たに麻生区在住で20代の女子学生の感染が確認されたが、感染経路は不明という。市発表の感染者は累計で270人、死者は21人となった。
市によると、亡くなった女性は幸区在住で、3月31日に同病院に入院。その後、同病院で院内感染が起き、女性も今月12日に陽性と判明した。
女子学生は25日に発熱などの症状が出て、26日に市内の病院と帰国者・接触者外来を受診。27日にPCR検査をを受けた結果、陽性と分かった。1人暮らしで、ほぼ外出もしていなかったという。
