DFRobotがmicro:Maqueen Plusを発売、K-12学校のAI教育を支援

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【上海2020年5月28日PR Newswire=共同通信JBN】DFRobotは今週、同社の人気の教育ロボットシリーズmicro:Maqueenの最新製品であるmicro:Maqueen Plusを発売する。機械学習技術を導入したこの新製品はK-12(幼稚園から高校)教育者が人工知能(AI)に教えることでAI教育を行うよう設計されている。

Maqueen Plusは市場にある他の教育プログラミングロボットと異なり、機械学習と視覚認識が可能なAIを搭載している。それは線、色、記号、QRコードなどを認識する能力を継続的に向上することができる。Maqueen Plusはスマート化が進み、オートパイロットなどの環境下でパフォーマンスが向上した。このプロセス全体は、生徒がAI技術のアイデアとアウトプットを検討する直接的かつ詳細にわたる体験を提供する。

micro:Maqueen Plusで生徒は自動運転ロボット車を自分で組み立てることができる。Maqueen Plusの本体には数分で組立て可能な幾つかの部品が含まれる。車両認識能力を与える視覚センサーである、AI駆動の「目」はわずか1クリックでスマート化できるもので、学習ボタンを押すとセンサーがフレーム内で標的の監視を始め、内蔵するAI視覚能力で標的認識の学習を始める。

micro:Maqueen Plusの製品マネージャーであるリュウ氏は「AIを学習する最良の方法はAIを教育することだ。われわれは、現在のSTEM(科学、技術、工学、数学)授業にAI技術を導入するための実行可能なアプローチを探している。STEMベースのハードウエアであるmicro:Maqueen Plusが最初にすることは、単に理論的にAI技術について話すことではなく、生徒による物理的なプロジェクト構築を可能にすることだ。組み込みを容易にするために、ロボットにはmicro:bitのような人気のプラットフォームと互換性があり、そのため、教師はロボット工学やAI関連のアルゴリズムの追加研修にそれほど時間を割く必要がない。さらに、ロボットは再利用可能な教育用ハードウエアとして設計され、市場にある既存のAIベースの設計ではないプログラミング教育ロボットを上回らない手頃な価格である」と述べた。

リュウ氏は、従来のmicro:Maqueenと比較してMaqueen Plusはより柔軟性のあるAIロボット教育プログラム、より多くの機能と拡張ポートを提供することを示唆した。消費電力管理に優れ、より大きな電力供給能力とシャシーを持つ。豊富な科学技術の知識を備えたMaqueen Plusは、教室での授業に適しているだけでなく、放課後の練習やロボット競技会にも使用可能である。

ソース:DFRobot