野党、10兆円予備費を批判

「巨額で国会無視、越権」

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 野党は28日、政府が20年度第2次補正予算案に計上した10兆円に上る巨額な予備費への批判を強めた。

 憲法83条は国の財政に関する権限は国会の議決に基づくと定めており、財政民主主義と呼ばれる。一方、予備費は使い道を決めずに計上する経費。内閣の判断で支出できる。

 立憲民主党の逢坂政調会長は「10兆円は空前絶後。財政民主主義の観点から言って、異常と言わざるを得ない」と述べた。

 国民民主党の大塚代表代行も「利権的な使い方をする余地がある」と問題視。共産党の志位委員長は「政府の独断で何でも決めるやり方が横行したら、予算審議の意味がなくなる」と訴えた。