『バイキング』で坂上忍の顔が引きつった… “腹心”フット岩尾望が番組批判!? 野党の「やってることがバイキングと一緒…」

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『バイキング』の放送中、まるで“腹心”に刺されたかのような表情をMCの坂上忍さんが見せました。

“腹心”とは、いつもニコニコしていて一見、人畜無害風なフットボールアワーの岩尾望さん。

いつもは坂上の“我”だけを通す主張に対して、岩尾は“我”を消して、一笑いを取ることだけに苦心しているように見受けられます。

しかし、その一言が時に坂上さんへの批判とも取れる痛烈なツッコミとなっているようです。

先日、黒川弘務前検事長の「賭けマージャン報道」を受けて、岩尾が「この写真に『てりたま』って載ってたら3月の可能性さnん」…」とツッコみました。

その時、坂上は便乗して他人事のように「そうなんですよね。“てりたま”は本当に『バイキング』としても大反省しているところですか?」と、榎並大二郎アナにそのまま振って謝罪させました。

このやり取りを見た視聴者は反発、番組の“顔”であるはずの坂上さんの無責任さに対して、ネットやSNS上は批判一色となりました。

この岩尾さんのツッコミは、結果的に坂上さんが“自爆”しただけで、直接批判したわけではありませんが、この“反応”に味をしめたのか、岩尾さんは確信犯的に仕掛け始めたようです。

5月28日放送の『バイキング』では、『埼玉・公立中学校で“アベノマスク”強要? 野党が問題視 学校側は謝罪・訂正』といったテーマを取り上げました。

その中で、坂上はリモート出演中の岩尾さんに話を振ります。

「ノンちゃん(岩尾さん)ね…。この件に関してはね、アベノマスクってなっちゃってるから、安倍さんもちょっと可哀そうな気はしましたけどね」

いつもは安倍首相をだいたい批判するスタンスの坂上さんが、ここにきて同情する方向へ舵を切ると、岩尾さんは“我”を消したように追随して、坂上さんの“意”に応えるかのように野党をやんわり批判します。

「そうですね…。国からの通達で、お国から頂いたマスクを『生徒諸君はするように』って言ったわけじゃないし、それをまたこの野党の人もなんか…つっついて、国からの命令じゃないのに、プリントの表現の仕方? そこ、つっつくって…」

ところが、この「しょうもないところをつっつく野党」への比喩として、こう表現したのです。

「もう…やってることが『バイキング』と一緒」

坂上さんは一瞬、顔をひきつらせた後、必要以上に大きく笑って見せます。

ようするに、岩尾さんは坂上さんの“腹心”として追随するように見せかけて、返す刀で『バイキング』の方針そのものをバッサリ切ったのです。

あくまでも一笑いを取った流れだったので、坂上さんは演技でも笑うしかなかったのでしょう。

もし、心の底から坂上さんが笑っていたとしたら、先述した「てりたま事件」の時の態度と同じように「バイキングの方針は俺とは関係ない」と開き直った無責任さを証明するだけです。

坂上さんは番組内で、岩尾さんを「ノンちゃん」と呼び、まるで忠実なマスコットのように扱っていますが、本来、岩尾さんはフットボールアワーではツッコミの後藤輝基さんよりも“毒”があって、ブラックマヨネーズのボケの吉田敬さんよりも“反抗心”が強い…とも言われています。

そんな岩尾さんが、『バイキング』の「裸の王様」とまで揶揄されるほど、視聴者の反感を買っている坂上さんに一矢報わないはずがありません。

これもリモート効果なのか、傍らに“王様”もおらず、スタジオ内の“忖度”する空気を感じないからかもしれません。岩尾さんの笑いに織り交ぜる痛烈なツッコミが、日に日に核心を突き始めているのです。

“腹心”の岩尾さんが、そろそろ「王様、裸ですよ」とはっきり進言する日も近いかもしれません。(文◎編集部)

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