「日本のコロナ対策」は成功したと言えるのか?「緊急事態宣言」全面解除に元経産省官僚の見解は…

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声優としても活躍中の鈴村健一(月~木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。5月27日(水)放送の「リポビタンD TREND NET」のコーナーでは、元経済産業省の官僚で制度アナリストの宇佐美典也(うさみ・のりや)さんに「緊急事態宣言・全面解除」について話を伺いました。

※写真はイメージです

◆「緊急事態宣言」全面解除後、どのような対策が必要?
政府は5月25日(月)、緊急事態宣言を全面解除しました。北海道と神奈川県の直近1週間の新規感染者は、解除基準の「10万人あたり0.5人程度」を満たしていないことから、解除を心配する声もあがっています。

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鈴村:全面解除については、どうご覧になっていますか?

宇佐美:結論から言えば、解除せざるを得なかったのではと思います。日本の対策は“制限”ではなく“自粛の要請”で、基本的には住人が自発的におこなっていました。他の都道府県が解除されていくなかで首都圏だけが残ってしまうと、(首都圏在住の方が)耐えきれなくなって、緊急事態宣言が有名無実化してしまう可能性があったので、ここは仕方がないのかなと思います。

鈴村:緊急事態宣言が解除されたことで、第2波、第3波を警戒する声が上がっています。今後、どのような防止策・対策が必要だと思いますか?

宇佐美:今回の日本の対策は“うまくいった”と言っていいと思うので、第2波、第3波がきても基本戦略は変わらないと思います。とにかくこれまで通り、クラスター対策の規模拡大のために、保健所の人員、PCR検査能力の拡充をし、企業などではテレワークを推奨して出勤を週3回程度に抑えておくということは大切だと思います。

あえて「ドラクエ」(RPGゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズ)に例えて説明しますと、「ドラクエ」でも2回続けて戦うボスがいます。連戦すると全滅確定なわけですから、その間にきちんと回復して、レベル上げすることが重要です。

鈴村:そうですよね。対策は同じでも、強くなっていればボスでも簡単に倒せるということですね。RPGの基本でもあるレベル上げをしたり、装備を整えたりするようなことを、(私たちの日常の行動や準備などに置き換えて)、僕らも第2波、第3波に備えて今の間にやっておくべきだということですね。


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番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:鈴村健一(月~木曜)、山崎樹範(金曜)、ハードキャッスル エリザベス
番組Webサイトhttps://www.tfm.co.jp/one/