長崎原爆の日 式典 参列者500人規模で調整

平和祈念像

 長崎市が8月9日の「原爆の日」に松山町の平和公園で開く平和祈念式典について、参列者数を500人規模に抑える方向で調整されていることが28日、分かった。新型コロナウイルスの感染防止のための措置。
 昨年は原爆犠牲者の遺族や被爆者、核保有国を含む各国の大使ら5千人超が参列した。今年は参列者の密集を避けるため、座席間隔を2メートルほど確保することなどから、人数を制限する。
 来賓や関係者を含めた参列者の内訳、式典進行の詳細などについては、今後も調整が続く見通し。

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