ふきのとう名義でリリースされたオリジナルアルバム、ついに復刻完了!

1974年にデビューした、 日本を代表するフォーク・デュオ ふきのとう。 一昨年、 Sony Musicのオーダーメイドファクトリーにて『ふきのとう プレミアム(オリジナル・アルバム・コレクション 1974~1979+Guitar Book File)』を発売。 これは、 ふきのとう名義で発表された14枚のオリジナル・アルバムのうち前半に発表された7枚をコンパイルした作品。 ファンからの要望によりこの度、 『ふきのとう プレミアム(オリジナル・アルバム・コレクション 1981~1991)』として後半の7枚を発売することになった。

本作品には1981年の『D.S.ダルセーニョ』から1991年のラスト・アルバム『Heartstrings』までの7枚をコンパイル。 一貫したフォーク・ソングのスタイルを保ちつつ、 時代に合わせたサウンド・の変化が感じられ、 ふきのとうの歴史を追体験できる内容となっている。 前作同様に、 全てのアルバムを紙ジャケで再現、 最新のマスタリングを施しクリアなサウンドを実現した。

今回の発売に際して、 今なお精力的にソロ・活動を続けている山木康世からのコメントが届いた。

山木康世 コメント

ふきのとうは1974年から18年活動した。 僕は24歳から42歳までということになる。 人生における大事な季節である。 中盤から後半に至るふきのとうの歴史が刻まれた7枚が出て、 オリジナルアルバムのすべてが現代によみがえった。 まさに音楽は時空を越えたロマン、 そこにはやはりある程度良質なプロの音楽があったからこそ成し遂げられたのだと思う。 デジタル全盛の時代、 物事の正確さやクリアさも大事であるが、 やはり生身の人間の持つアナログな情感や人生の機微はいつの時代にもなくしたくない根本であると思い未だ音楽の旅を続けている。

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