最強チーム決定戦 2001年マリナーズなどベスト8が出揃う

シミュレーション企画「MLBドリーム・ブラケット2」は、日本時間5月29日に3回戦が行われ、イチローと佐々木主浩がメンバー入りしている2001年マリナーズなどベスト8が出揃った。8組の対戦のうち、スイープで決着したカードは1つもなく、6組が第6戦または第7戦までもつれる熱戦となった。準々決勝は日本時間6月2日に行われる予定となっている。

2004年レッドソックスは1961年ヤンキースとの「時空を超えたライバル対決」となり、4勝1敗でベスト8進出を決めた。デービッド・オルティスとマニー・ラミレスの2人を中心に打線が機能し、5試合中3試合で2ケタ得点を記録するなど5試合で合計40得点。1勝1敗で迎えた第3戦からの3連勝で宿敵ヤンキースを撃破した。

2001年マリナーズは2011年レンジャーズとの熱戦を制し、4勝3敗でベスト8進出を決めた。3勝3敗で迎えた第7戦は6対6の同点で終盤に突入し、7回裏にエドガー・マルティネスの2ランとマイク・キャメロンのタイムリー二塁打で3点を勝ち越し。8回裏には二死からイチローが内野安打で出塁し、続くマーク・マクレモアのタイムリー二塁打でダメ押しの10点目を奪った。4点リードの最終回は佐々木が無失点に抑えて試合終了。上原浩治と建山義紀がメンバー入りしているレンジャーズは3回戦敗退となった。

そのマリナーズと準々決勝で対戦することになったのがニグロリーグから参戦している1942年カンザスシティ・モナークスだ。2連勝のあと、2対12、0対7と2019年アストロズに圧倒されたものの、第5戦はサチェル・ペイジがジャスティン・バーランダーとの投げ合いを制し、第6戦では打線がアストロズ救援陣を攻略して逆転勝利を収めた。1994年モントリオール・エクスポズが1986年メッツに敗れたため、特別参加チームでは唯一の勝ち残りとなっている。

日本時間5月29に行われた3回戦の結果は以下の通り(最大7試合の4勝先取制。スコアは勝敗を表す)。

ア・リーグ ブロック1
2004年レッドソックス 4-1 1961年ヤンキース
1954年インディアンス 4-1 1970年オリオールズ

ア・リーグ ブロック2
1942年モナークス 4-2 2019年アストロズ
2001年マリナーズ 4-3 2011年レンジャーズ

ナ・リーグ ブロック1
1975年レッズ 4-2 1957年ブレーブス
1960年パイレーツ 4-3 1997年マーリンズ

ナ・リーグ ブロック2
1986年メッツ 4-3 1994年エクスポズ
1995年ブレーブス 4-2 2019年ナショナルズ

© MLB Advanced Media, LP.