【Ready For Japan! vol.15】自分の国でもつくれる!日本全国のスイーツ6選

家で作れる6種類のスイーツ

抹茶のシフォンケーキやあんこ入りのどら焼き、お餅やソフトクリームなど、日本はたくさんのおいしいスイーツがあるため、甘いもの好きにはたまらない国です。もちろんカフェやケーキ屋のものはおいしいですが、材料をそろえれば自宅でも作れます。

この記事では日本の6種類のスイーツ、必要な材料と購入できる場所を紹介します。読み終わる頃には、甘いもの好きを満足させるスイーツレシピがわかりますよ。

1. ずんだ餅:枝豆を使った仙台のスイーツ

お餅は餅米をついて作られ、甘いスイーツとして、また醤油をかけてしょっぱい味としても食べられます。ずんだ餅東北地方にある仙台発祥のスイーツとして有名です。蒸した枝豆をすりつぶした後に甘く味付けし、お餅とあわせたスイーツです。

もっちりとした餅とずんだのつぶつぶの食感がたまらなく、仕事や勉強の合間に緑茶と一緒に食べるとおいしいです。ずんだ餅の作り方は簡単なので、材料をそろえると海外でも作れますよ。栄養がたっぷりなのでヴィーガンや乳製品にアレルギーがある方にオススメのスイーツです。

家庭で作るために必要な材料は以下の通りです。

切り餅は柔らかくなるまで鍋で煮込む必要がありますが、簡単に調理できます。お餅を初めから作りたい方は、オンラインショップまたは日本・アジアのスーパーマーケットで販売されている餅米を使いましょう。お餅を初めから作ると手間がかかりますが、レシピはJust One Cookbookに掲載されていますよ。

2. おさつチップ:サツマイモの素朴な甘味がおいしいヘルシーな川越のスイーツ

埼玉県の川越は東京から日帰りできる人気の旅行スポットで、池袋から約30分で行けます。江戸時代の町並みや酒蔵、スイーツなどで知られる観光名所です。

川越では質のいいサツマイモが生産されており、さまざまな種類のお菓子やスイーツに使われています。サツマイモは食物繊維やビタミンC、Eが豊富に含まれた栄養価の高い食材です。

おさつチップは川越のサツマイモをヘルシーに楽しめるスイーツです。少し大変ですが材料をそろえれば家庭でも簡単に作れますよ!

おさつチップの作り方

1. サツマイモを輪切りにします。(川越のおさつチップのように縦に約2mmの薄切りにしてもよいですが、輪切りの方が簡単で安全です)
2. 次に、油を引いた鍋で黄金色になるまで5〜6分揚げます。
3. カリッと揚がったらすぐに、お好みで塩、こしょう、砂糖を振りましょう!

川越のおさつチップは甘いものや塩味など、いろいろな味付けがあります。同じように、はちみつやメープルシロップ、砂糖などで甘い味付けにしてみたり、あるいは醤油を少したらしてみたりすると、よいアクセントになっておいしいですよ。

3. どら焼き:小豆を使った昔ながらの東京スイーツ

昔から人気の和菓子として親しまれてきたどら焼き。あんこを挟んだホットケーキのような形をしています。その起源には諸説あり、現在のどら焼きの形状や種類は大正時代(1912-1926)に考案されたと言われています。どら焼きは日本全国どこでも食べられて、上野「うさぎや」浅草「亀十」など、東京にはどら焼きの名店がありますよ。

小麦粉、たまご、はちみつ、あんこなどの基本的な材料があれば、どら焼きは家庭でもおいしく作れます。

どら焼きの基本的な作り方は、こぶし大のパンケーキのような生地をフライパンで焼いて、こんがりと焼き色がついたら、あんこを挟みます。生地の形や厚みをそろえるのは少し練習が必要です。

4. 醤油アイスクリーム:珍しい金沢のスイーツ

抹茶やさくらんぼ、わさび、そして醤油味など、日本はご当地のアイスクリームやソフトクリームがたくさんあります。石川県金沢市のヤマト醤油味噌は100年以上の歴史がある製造会社です。ここでは小さなカフェとイートインスペースが併設されており、珍しい醤油味のソフトクリームが食べられます。

ソフトクリームの食感や醤油の絶妙な味のバランスを家庭で再現するのは難しいかもしれませんが、家庭用のアイスクリームメーカーを使えば近い味を簡単に再現できますよ。

醤油味のアイスクリームの基本的な材料は以下の通りです。

アイスクリームメーカーを持っている方は、材料を鍋に入れて加熱し混ぜ合わせます(下記レシピ参照)。材料が溶けたら冷めるまで待ち、アイスクリームメーカーに注いで固まれば完成です。

The Japanese Pantryのレシピでは、アイスクリームメーカーを使った基本的なレシピを紹介しています。アイスクリームメーカーを使わなくても冷凍用のガラス容器に混ぜ合わせた材料を注ぎ、ラップで覆って4〜6時間凍らすと、アイスクリームを作れますよ。

また、アイスクリームに醤油をたらせば、醤油味のアイスクリームを楽しめるので時間がない方にオススメ。甘みと醤油の相性がよく、日本にいるような気分になれます。

5. 抹茶のロールケーキ:抹茶を使った京都のスイーツ

抹茶を使ったスイーツといえば京都が有名で、伝統的な和菓子や、パフェ、焼き菓子などたくさんの抹茶スイーツがあります。抹茶パウダーが入ったクリームをふっくらとしたスポンジで包んだ抹茶のロールケーキは、京都のカフェでも定番のメニューです。

このぜいたくなスイーツを日本以外で作るには、抹茶パウダーとロールケーキの基本的な材料が必要です。下記の材料リストを参考にしてください。

6. カステラ:しっとりとしてぜいたくな長崎のスイーツ

カステラはしっとりとした食感が特徴の、長崎で生まれたスポンジケーキです。長崎は約200年にわたって日本でほぼ唯一貿易が行われていた都市です。そのため海外の文化がスイーツに反映されており、カステラは16世紀のポルトガルのお菓子からヒントを得たと言われています。

4つの材料さえあれば、世界中のどの家庭でもカステラを作れますよ。

日本のスイーツを家庭で作って自分へのご褒美に

ストレスがたまっているときには、手作りのスイーツが自分へのご褒美になりますよ。この機会にお菓子作りを練習して日本のスイーツを楽しみましょう!

[(/jp/ready-for-japan)

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