「名湯スマホ湯」いい湯だな 南小国町が温泉旅館支援 

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南小国町内の温泉を擬似体験できる「名湯スマホ湯」のトップ画面
臨場感ある「名湯スマホ湯」の小田温泉「山しのぶ」の映像

 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている温泉旅館を支援しようと熊本県南小国町は25日、スマートフォンで町内33軒の露天風呂などを疑似体験できるサイト「名湯スマホ湯」を開設した。

 同町には黒川など人気温泉があるが、大半の旅館は休業中。スマホ湯は、コロナ収束後を見据えて町が町観光協会と黒川温泉観光旅館協同組合に協力を呼び掛けて企画した。

 黒川や小田、満願寺など町内6地域33軒の露天風呂や内風呂を360度カメラで撮影。川のせせらぎや鳥のさえずりなど自然の音も収録し、施設ごとに約5分に編集した。いずれも湯船に漬かった目線で、スマホを動かす方向に視点が変わり、湯気の映像も加わって臨場感たっぷりだ。

 町まちづくり課は「自宅の浴槽にスマホを持ち込むんで楽しむなど、町が誇る温泉風景を満喫してほしい」とPRしている。

 スマホ湯の開設に合わせて同組合は、オンラインショップで入浴剤や木おけなどの入浴セット(9千円)の販売を始めた。スマホ湯のサイトは、https://sumahoyu.com/(木村馨一)