2月下旬から中断していたJリーグの公式戦再開が決まり、神奈川県内クラブの選手、関係者からも喜びの声が上がった。昨季のMVPに輝いたJ1横浜Mの仲川輝人はリーグが配信した動画で「待ちに待った再開が決定してものすごく楽しみ。本当にワクワクが止まらないのが率直な気持ち」と笑顔を見せた。
6月1日からのチーム活動再開も決まっており、7月4日の公式戦再開に向けて準備を整える。「みなさんを勇気づけるプレーをたくさんしたいし、やっぱりサッカーは最高なんだなっていうのを伝えていきたい」と意気込んだ。
J1川崎のチーム最年長39歳の中村憲剛はツイッターの個人アカウントで「再開に向けての道筋が見えたのも、医療従事者の皆さんや日々の生活を支えてくださる多くの方の力によるものだと思っています。みんなでしっかりと気をつけながら再開まで一歩一歩、歩んでいきましょう」などとコメントした。
27日に活動再開したJ1湘南は真壁潔会長と水谷尚人社長が連名で談話を発表。「やっと目指す日付が明確になりましたので、クラブ一丸となって、しっかりと感染対策をした上で全力で準備に努めてまいります。サッカーができる喜びを体の奥底で感じながらピッチ上で(日常でも)湘南スタイルを体現してまいります」と決意表明した。