気温上昇…「食中毒」に注意!テイクアウトグルメを楽しむための注意点

新型コロナウイルス蔓延の影響で、新たにテイクアウトサービスを始める店が続々登場☆
しかし、北海道内ではこれから気温が上がり、食中毒が発生しやすい季節となります。

テイクアウトで料理を楽しむ際、どのようなことに注意すればいいのでしょうか?
また、お店はどのような対策をしているのか、調べてみました。

お客様の安全を考え保健所に相談!「お肉はいつもよりしっかり焼いています」

先月からテイクアウトサービスを始めたこちらのお店では、テイクアウトサービスを開始する前に、取り扱うメニューや調理の方法などを保健所へ相談したといいます。

La Casa Blanca 守岡さん:「お客様に料理が届くまで時間がかかってしまうので、お肉などは必ずよく火を通し、お店で提供する時よりもしっかり焼くようにしている」

盛り付ける料理も工夫し、温かい料理と冷たい料理を別々に盛り付けられるよう工夫されています。

まるで自然の防腐剤!笹の葉の高い抗菌作用を利用して食中毒対策

こちらのオーガニックカフェでは、こんな工夫も。

抗菌作用の高い笹の葉を封入することで、食中毒が起こりにくいよう工夫しているんですって!

6月中旬から発売予定のお弁当には、具材の下に笹の葉を敷き詰め、上にも笹の葉を乗せるなどして、食中毒対策を行うといいます。

保健所が注意を呼びかけ…「食中毒細菌は20~50℃で繁殖する」

札幌市保健所では、飲食店や利用客に向けて、リーフレットを作って注意を呼び掛けています。

食中毒細菌が増えやすい温度帯は20℃~50℃なので、その温度帯に食品を置かないことが重要。
また、「調理されてから2時間程度で食べてほしい」とも呼びかけました。

食品は、保冷材などで高温を防ぎ、直射日光を避けて保管することが必須。

また、残った食品を再加熱しても、食中毒のリスクがあるといいます。

気温の上昇とともに増える食中毒のリスク。
みなさんも、正しい知識を持って食中毒を防いでくださいね!

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