三重県議会・定数調査会がウェブ会議 最終報告策定、10月めど

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【ウェブ会議で実施した選挙区と定数の調査会=三重県議会議事堂で】

 三重県議会の選挙区と定数に関する調査会(金井利之座長、8人)は29日のウェブ会議で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、最終報告の策定を予定より2カ月遅い10月をめどとすることを決めた。

 議会事務局によると、この会合は4月20日に都内で開く予定だったが、新型コロナの感染拡大を受けて延期していた。一方、延期が長期間に及ぶことが懸念されたため、初めてウェブ会議で実施した。

 委員のうち6人が出席。それぞれ自前のパソコンを使い、自宅などから会議に参加した。会議は県議会議事堂の全員協議会室でスクリーンに映し出す形で公開し、県民や県議ら約20人が傍聴した。

 日沖正信議長は冒頭あいさつで「可能であれば今秋にも最終報告をとりまとめてもらえるとありがたい」と要請。委員らは6―9月にかけて計4回の会合を開き、10月にも最終報告をまとめる方向で一致した。

 この日の議論では、県内調査の結果を踏まえて「県議への期待が非常に小さいという印象を受けた。それを前提とすれば、最低でも現状維持、人口減を考えれば削減しかないのでは」との意見が上がった。

 一方で「あまりにも議員が少ないと、人口が少ない地域は議員を出すことができなくなる。現状維が適当ではないか」との声も。1人区の解消するための合区や比例代表制の検討を求める声もあった。