刑事コンビがフォード クラウンビクトリアで大暴れ!「リーサル・ウェポン」【ドラマ映画に登場するクルマたち】

アメリカ パトカー

リッグス&マータフが帰ってきた!

手が付けられない暴走コンビ

3人の子持ちでオヤジギャグが寒い、ロサンゼルス市警のマータフ刑事。心臓手術後で激しい運動と緊張はご法度なのに、新しい相棒・リッグスはとんでもない命知らず。妻子を事故で失い、ヤケになっていた…とはいえ、ビルからフラフラと飛び降りたりわざと撃たれたりと、自暴自棄を通り越してもはやサイコパスです。

しかし、真面目担当のはずのマータフも結構あっさり無謀な計画に乗っかり、凸凹コンビというより止める人が誰もいない暴走コンビと化しているのが面白いところ。映画版から引き継いだ豪快なカーアクションも健在で、肩ひじ張らずに楽しめるコメディタッチの刑事ものに仕上がっています。

一番の苦労者はフォード クラウンビクトリア

フォード クラウン ビクトリア ニューヨーク タクシー

暴走コンビが乗るのはマータフの愛車、フォード クラウンビクトリア。しかし、敵に突っ込んだりマシンガンで撃たれまくったりと、当然のように毎回大破してしまいます。まあ、次の回で必ず元通りになるからなのか、持ち主のマータフでさえあまり気にしていないのはちょっとかわいそう…?

さて、フルサイズセダンのクラウンビクトリアは警察とも縁があり、アメリカではパトカー用の「ポリスインターセプター」というグレードが設定されています。耐用期限が過ぎると中古車として払い下げられるためそのまま覆面パトカーとして使うことも多く、それで張り込みがバレることもあるとかないとか…。

フォード車好き、警察車両好きの方はぜひ、「リーサル・ウェポン」を堪能して下さいね!

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