「メードイン長崎」の防護服 県医師会に寄贈

長崎をもっと素敵な街にするプロジェクトと十八銀行基金

©株式会社長崎新聞社

農業用フィルムでつくった医療ガウンなどを贈ったプロジェクトや基金のメンバー(左列)ら

 医療品卸業の宮崎温仙堂商店(諫早市)などでつくる「長崎をもっと素敵な街にするプロジェクト」と十八銀行社会開発振興基金(長崎市)はこのほど、新型コロナウイルス感染拡大の影響で不足している医療ガウンやフェースシールドを県医師会に寄贈した。縫製や製造を県内の工場が担う「メードイン長崎」の医療防護具を用意した。
 宮崎温仙堂商店の宮崎到社長によると、ガウンにはビニールハウスの農業用フィルムを活用。「島原ソーイング」(島原市)に縫製を依頼し、6月末までに5千着を贈る。このほか休業中の県内のホテルから提供を受けたシャワーキャップ5千枚、布マスク千枚を調達。同基金は、光学フィルムメーカー、ツジデン(東京)の大村事業所で製造したフェースシールド2720枚を用意した。
 宮崎社長は「ガウンが高騰していると聞き、何とかできないかと試行錯誤しながら取り組んだ。メードイン長崎で準備できた」と説明。県医師会の森崎正幸会長は「今はすべてが足りておらず助かる。ドライブスルーのPCR検査のほか、病院からも希望を募って配りたい」とお礼を述べた。