中国市場の先行きに強い自信 ミシュランCEO

©新華社

中国市場の先行きに強い自信 ミシュランCEO

   ミシュランのフロラン・メネゴーCEO。(資料写真、北京=新華社配信)

 【新華社北京5月30日】フランスのタイヤ大手、ミシュランのフロラン・メネゴー最高経営責任者(CEO)はこのほど、新華社の単独取材を受けた際、中国経済回復の速度に喜びを感じており、同社は6月には中国市場での経営状態を新型コロナウイルス発生以前に計画していたレベルに戻せる見通しで、中国市場の先行きに強い自信を持っていると述べた。

 同CEOは自信の根拠について、まず中国市場は潜在成長性が高く、非常に強靭(きょうじん)で、人々の消費ニーズは先送りされただけで、消失することはないと指摘。また、同社中国法人の管理者と社員は心を一つにして力を合わせ、事業が本来の状態に戻るよう積極的に推進し、より効率的で弾力的な管理・協力方式を採用していると強調した。

 ミシュランの中国にある3工場はいずれも職員の現場復帰・生産再開を果たしており、中国の社員6千人余りに新型コロナ感染者は1人も出ていないという。

 同氏はまた「中国政府が新型コロナに速やかに対応し、正しい方法で自国民を守った。これが新型コロナの影響を最小限に食い止めている」と述べ、中国政府が迅速に病院を建設して患者を治療し、経済活動の再開に際し企業に税金や料金の減免などの支援策を実施し、ビッグデータを新型コロナ対策に活用するなどさまざまな対策を行い、多くの企業が利益を得るのを目の当たりにしたと高く評価した。

 さらに、「中国政府と社会各界が非常に効果的な方法で新型コロナに対応し、それが報いられる様子を目撃した」と述べ、同社は中国での新型コロナ対応で蓄積したやり方や経験を迅速に世界の他の地域にある会社に広め、これが対策に大きな助けになったことを明らかにした。

 新型コロナを抑え込んだ後の経済成長について同氏は、持続性を重視し、人出が増える過程では環境に対する影響を軽減することが必要だと指摘。中国経済が環境保護と開放に向かって成長するのに伴い、中国は試練をチャンスに転化するだろうとの認識を示した。(記者/姜江)