熊本市保健所、温浴施設の感染対策確認 6月1日営業再開前に

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村上浩二支配人(左)の説明を聞きながら浴場内の感染予防対策を確認する熊本市保健所の職員=29日、熊本市東区

 新型コロナウイルスの感染者4人が確認された熊本市東区下南部の温浴施設「ピースフル優祐悠」が6月1日に営業を再開するのを前に、市保健所が29日、施設の感染防止策などを確認した。

 市保健所の長野俊郎所長らが、同施設の村上浩二支配人の説明を受けながらフロントや浴場、休憩室などをチェック。「3密」対策や消毒の状況を見て回った。

 同施設では3月25日、長期滞在していた70代男性の感染が確認され、営業を自粛。政府の緊急事態宣言などもあり2度にわたって再開を延期していた。休業中に、休憩室のリクライニングシートを66席から45席に削減。席の間に飛沫[ひまつ]防止の仕切りを設置した。

 再開後は、入館者を検温した上で、問診票に名前や連絡先などを記入してもらい、陽性が出た場合に連絡を取れるようにする。従来の24時間営業を午前6~午前0時に短縮。宿泊希望者には併設のカプセルホテルを利用してもらう。在館できる人数も最大200人に制限する。

 村上支配人は「2カ月の休業は長かった。感染対策を万全にして客を迎えたい」と話した。(山口尚久)