鹿児島の人気ホテル、「日本茶フレーバー」オリジナルジャムの味は?

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時節柄、お取り寄せグルメがにわかに注目を浴びています。多くのホテルでもやはりオンラインで独自の商品を販売。全国各地さまざまなホテルへ取材に出向く中で、ホテルオリジナルグルメを密かにチェックするのも習慣となっている筆者が、地方の意外なホテルで発見し感動したホテルメイドの逸品を紹介します。


日本茶とジャムの意外な相性

今回は鹿児島県を代表する「城山ホテル鹿児島」。桜島の眺望が抜群なリゾート感溢れるデラックスホテル。そんな風光明媚という言葉がピッタリ当てはまるホテルで発見したグルメは「ジャム」、それも日本茶を用いた変わり種です。

そもそも鹿児島は“かごしま茶”が名産、お茶といえば静岡県が全国的に有名ですが、実は鹿児島県は産地としてよく知られています。確かに、ご当地の自動販売機にはかごしま茶のペットボトル飲料が多く売られています。かごしま茶は県の南部で主に栽培されていますが、「知覧茶(ちらんちゃ)」は知る人ぞ知る独自のブランドとして人気を誇ります。

そんなお茶を使った「知覧茶ジャム」がホテルオリジナル商品として販売されているのです。香り高き知覧茶が純度の高い濃厚な生クリームと合わり、何とも言えないフレーバーに仕上がっています。着色料は不使用で一瓶一瓶手作りされ、鮮度にも気遣います。渋味を抑えたほんのりとした甘さと口どけ感に心揺さぶられる美味しさで、パンやヨーグルトなどに相性抜群。

なんと言っても丸ごと茶葉を使用したジャムは見ためもキャッチー、体にもやさしい逸品です。抹茶アイスなどスイーツとお茶はイメージできますが、ジャムとしても楽しめるとは、お茶と甘味は相性の良さを改めて認識させられます。

知覧紅茶のジャムも

城山ホテル鹿児島のオリジナルジャムは知覧茶にとどまりません。何と紅茶バージョンまであります。知覧紅茶とは、鹿児島県知覧町でエコファーマーの資格を持つ「塗木製茶工場」で作られたJAS認定の有機栽培知覧茶紅茶です。知覧紅茶ジャムは、知覧紅茶の中でも旨味成分を多く含んだ貴重な一番茶のみで作られています。

そんな一番茶を鹿児島県内産の牛乳と組み合わせ、後味はスッキリ、豊かな風味の上にまろやかな甘さで仕上がっています。言うなればロイヤルミルクティーのような優雅な風味のジャムなのです。

知覧茶ジャムに続くご当地ジャムシリーズ

名産の知覧茶を使ったジャムを紹介しましたが、鹿児島の名産食材で忘れてはならないのが“さつまいも”。さつまいもの一種で種子島の名産である「安納芋」は糖度16パーセントと非常に強い甘みで知られています。一方で、カロリーは他の芋より低いこともあり女性に人気となっています。高水分であり、焼くとねっとりした触感も特徴。

そんな安納芋を用いたジャムとは期待が膨らみます。蓋を開けた瞬間、甘い香りが広がります。口に含むと意外にも粘土はそれほど高くなくて食べやすいジャム。ほのかな自然の甘みと安納芋の上品な風味が口中に広がります。言うなればスイートポテトを凝縮したような味わいでしょうか。純度の高い濃厚な生クリームを合わせて作られる逸品ジャムです。バケットをはじめ、ヨーグルトやケーキ、パイなどに相性が良いでしょう。

城山ホテル鹿児島は、朝食ブッフェのレベルが非常に高く「城山ホテル鹿児島といえば朝食ブッフェ」という全国区の人気です。もちろん館内のレストランクオリティもお墨付き。人々のハートを掴むホテルグルメの土壌には、グルメに対するホテルの真摯な姿勢があります。それはテイクアウトグルメも同様なのでしょう。