きゃりーぱみゅぱみゅ“身をもって”示したSNSの正しい使い方

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女子プロレスラー・木村花さんの死が波紋を呼んでいる。木村さんが出演した恋愛リアリティー番組『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(Netflix・フジテレビ系)は、5月27日に打ち切りが決定した。

「番組内での木村さんの言動について、SNSでは誹謗中傷が殺到していました。匿名投稿の行き過ぎた内容が、彼女を死に至らしめたと思われます」(芸能記者)

高市早苗総務相は、これを重大視。インターネット上の誹謗中傷を巡る発信者の情報開示について、制度改正の考えを示した。

「名誉を棄損しているならば、人物を特定して罰するのは当たり前なのですが、反面、言葉は明確な基準を作りにくい。どの程度だと名誉の棄損となるか、判断が難しいのです。ヘタをすれば〝言葉狩り〟になる危険もあり、表現の自由を侵害しかねないからです」(司法記者)

こうした大変な問題にSNSでメッセージを発しているのが、歌手のきゃりーぱみゅぱみゅやモデルの藤田ニコルだ。

芸能人たちも誹謗中傷に声を上げる時代に

きゃりーはSNSで《誹謗中傷を気にするななんて難しいよ。芸能人だって1人の人間だよ忘れないで》と発信。ニコルは《見えない人に心ないこと言われ……人間がいっちばん怖い生き物だよ 芸能人になるんだったらそれも覚悟して出ろってよくいわれる。そうゆう考えになるのがもう怖い》などとコメントしている。

きゃりーは先ごろ〝#検察庁法改正案に抗議します〟に便乗発信。すると、政治評論家のA氏に《歌手やってて、知らないかも知れないけど…》とたしなめられた経緯がある。ところが、それについてきゃりーは激怒。SNSで反論していた。

「芸能人に限らず、SNSやネット掲示板を利用している人たちに、〝批判〟と〝誹謗中傷〟の区別がつかなくなっていることが一番の問題点だと思います。何か不祥事があると、その人の特性に限らず、さまざまな意見が寄せられます。芸能人が政治的な発言をするのは良いことだと思いますが、‶政治利用〟されるのはいけないことだと思いますね」(芸能ライター)

自分の主張を多くの人たちに発信できるSNSが普及した今、その利用方法を見直す時代に突入しているのは間違いないだろう。