まるでテニス?張本戦で放ったカルデラノのスーパーショットをITTF絶賛

写真:ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)/提供:ittfworld

国際卓球連盟(ITTF)は30日、ブラジル卓球界の至宝、ウーゴ・カルデラノが張本智和(木下グループ)との試合で放ったスーパーショットを動画で取り上げた。

まるでテニス!?カルデラノの両手打ち

2018年のグランドファイナル、男子シングルス準決勝で張本と対戦したカルデラノは、張本の強烈なドライブを受け、後ろに下げられてしまう。

何とか1球凌ぐも、鋭い張本のスマッシュがカルデラノのバック側を襲った。咄嗟にカルデラノはラケットを両手で握り、テニスさながらの両手打ちバックハンドで逆襲し、見事ポイントを奪った。

カルデラノのスーパーショットに会場は大盛り上がり。ITTFも「カルデラノは究極のオールラウンドアスリートだ」と絶賛している。

カルデラノは以前、両手打ちや股抜きショットなどを練習している風景を自身のSNSにアップしており、このスーパープレーも練習の賜物のようだ。

ちなみにこの試合は、当時15歳の張本がゲームカウント4-0で勝利し、そのまま決勝で林高遠(リンガオユエン・中国)を破り、史上最年少のグランドファイナル王者に輝いている。

文:ラリーズ編集部

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