災害時使える木工品アイデア 都城工高から2人入賞

©株式会社南日本新聞社

災害時も使える木工品のアイデアを紹介する宝満大雅君(右)と財部知樹さん=都城市の都城工業高校

 日常使いの木工品を災害時に変身させ、被災者支援に活用できるアイデアを競うコンテストで、都城市の都城工業高校インテリア科の2人が18歳以下のジュニア部門で1、2位を独占した。

 日本木材青壮年団体連合会の「ウッドトランスフォームシステムコンペティション」。特別な備蓄空間が不要となる木工品の開発で、木材を使った防災システムの構築を目指す。2019年度の審査は3月にあった。

 ジュニア部門には全国から30点が寄せられ、最優秀賞に3年の宝満大雅君、優秀賞に同科卒で九州共立大1年の財部知樹さんが選ばれた。宝満君は、狭い避難所でも場所を取らない縦長の物干しになる椅子を提案。財部さんは、担架としても使えるベンチを考えた。

 東京での表彰式は新型コロナウイルスのため中止となり、21日に同校で賞状などが手渡された。

 宝満君は「被災地の映像を見てアイデアが浮かんだ」、ラグビー部だった財部さんは「座っているベンチが担架になれば便利と思った」と語った。

 同連合会は宝満君のアイデアの実物を製作する予定。