【新型コロナ】園児の健康願いマスク 剣道教室休講の母親ら、手拭い活用

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譲原さん(中央)らから園児らに手作りの布マスクが贈られた=松田町神山

 新型コロナウイルスの感染拡大で臨時休園中の幼稚園の再開後に役立ててもらおうと、神奈川県松田町の剣道教室「勝広道場」に通う子どもたちの母親が21日、町立松田幼稚園に手作りの布マスクを寄贈した。

 贈られたのは、園児全員分の108枚と職員など大人用24枚の計132枚。未使用で余っていた手拭いを使い、母親6人が手作りした。綿の手拭いを裏地に用いることで子どもの肌に優しく、年少の園児用に一回り小さなサイズも用意するなど、使いやすさも工夫した。

 剣道教室は3月初旬から、稽古場となっている町立松田中学校の休校などの影響で休講している。小学5年の次男が剣道を習う譲原(ゆずりはら)加奈さん(43)らが「地域の子どものため、何かできることは」と、師範の杉能均一(すげのきんいち)さん(72)と相談し、剣道の大会で配られる手拭いを活用することにした。

 譲原さんは「汚れても洗えるので、日常的に使ってもらえたらうれしい」。同園の山口喜彦園長は「非常にありがたい。園が再開されたら、送迎バスなどでぜひ活用したい」と話した。4月には松田さくら保育園にも約80枚の布マスクを寄贈している。