石岡のおまつり 9月15日に「例祭」のみ 「神賑行事」は2021年に 新型コロナで

©株式会社茨城新聞社

石岡市の常陸国総社宮例大祭(石岡のおまつり)が、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、神事の「例祭」のみになることが31日、関係者への取材で分かった。みこしや山車などが繰り出す「神賑(しんしん)行事」は、来年9月に延期となる。

関係者によると、今年は9月15日に例祭が同神社で行われ、同19、20、21日の3日間にそれぞれ、神幸祭、奉祝祭、還幸祭として神賑行事が実施される予定だった。

しかし、山車や幌獅子(ほろじし)が集結する中心市街地の目抜き通りは例年、多くの人出となることから、新型コロナ感染拡大防止の観点から、密集・密接が避けられないと判断。15日の神事のみとすることを決めた。

同例大祭では、その年の当番である年番町が決まっており、今年は中町の予定だったが、年番をそのまま来年に持ち越す。これにより、以後予定されていた年番町もそのまま1年ずつ延期されるという。これらについては既に、同神社と氏子総代会の連名で、例大祭関係者へ通知文を発送している。同例大祭は関東三大祭りの一つとされ、毎年9月に行われる。各町内の勇壮な幌獅子やきらびやかな山車が目抜き通りに集結、それぞれ囃子(はやし)や踊りを披露し合う。昨年は過去最高の50万3千人(市観光協会調べ)の人出でにぎわった。