新型コロナウイルスの感染拡大で輸血用血液が不足する中、平塚青年会議所は31日、JR平塚駅前で献血を呼び掛けるキャンペーンを行った。会場では医療関係者を応援する七夕飾り作りも行われた。
神奈川県赤十字血液センターによると、県内で1日900人分の献血量を目標としているが、緊急事態宣言発令以後は、平日で600人前後にとどまる。キャンペーンでは、献血協力者に次亜塩素酸水やマスクなどを配布した。
また、医療のシンボルカラーの青色の短冊に協力者らが「ありがとう」などとメッセージを書いて七夕飾りにつるした。飾りはコロナ患者を受け入れている平塚市民病院で飾られる予定。同会議所は「今後予想される第2波、第3波に備えてできる範囲の協力をしたい」としている。