風俗解禁でコンパニオンが悲鳴を上げる!? 恐ろしい「クソ客」のクソ行為とは――? 

写真はイメージです。

新型コロナウイルスの非常事態宣言が解除された事により、営業自粛を余儀なくされていた風俗業界も営業を再開する店が増えてきました。

長いステイホームで人肌恋しくなった男性たちがひと時のぬくもりを求める。営業自粛で思うように収入を得られなかった風俗の女性たちも助かる。

一見お互いメリットがあるようですが、欲望が先立つあまりに乱暴な行為、デリヘル等での“本強”(本番強要)、プライベートの詮索、LINEやメール等でのかまってちゃんetc……などの迷惑行為をしてしまう男性がコロナ騒動前より増えているという話を聞きます。

冷静な時は「そんな事する訳ないじゃん」と思っていても、いざ風俗店に行き魅惑的なおっぱいやおしりを目の前にするとルールを破り暴走してしまう男たち……。こういった客は風俗嬢たちの間で「クソ客」と呼ばれ、出来る限りの笑顔で対応しながらも心では中指を立てています。

もはやダメな風俗客あるあるの代名詞(?)ともなっている「ヌいた後に説教する客」ですが、それでもまだお金を払って遊びに来ているだけマシ。中には来る気もないのにSNSで無駄絡みをひたすら繰り返す暇潰し男。もっと悪質になると遊びに行く気がある風を装い、予約をした後にトンズラする「行く行く詐欺」これらは完全に営業妨害です。

自分はクソ客になりたくない。何をしたらクソ客認定されちゃうのか。気になる方にお勧めなのがタイトルにもあるTwitterのハッシュタグ「#クソ客のいる生活」。主に風俗業界で働く女性たちの裏アカウントの皆様方に人気のハッシュタグで、このキーワードで検索すると、

「ありえないぐらい安い金額で愛人契約を求められた」

「(デリヘルで)呼ばれた自宅に行ってみたらビックリするほどの汚部屋だった」

「営業用として交換したLINEに、毎日気持ち悪い愛のポエムが送られて来る」

等々、過去に自分が遭遇したクソ客との体験談等が多数ツイートされておりますので、とても参考になるかと思います。

ではどういうお客様が好かれるか?

本サイトで現役ソープ嬢の久世さんも書いていましたが、どんな人であっても貰うお金は一緒ですので、プロ意識が高い女性ほどお客様をイケメンかどうかでは判断しません。こういったニュースサイトでは「誰も知らない裏技的テクニック」を書かなきゃいけないのかもしれませんが、実際に好感を持たれるコツはごくごくシンプルで

・清潔感
・見栄を張らない
・同じ目線

この三つです。

清潔感……風俗の子は商売道具である自分の身体を傷付けられるのをいちばん恐れます。高い服を着るとかじゃなく、爪を短く切る、口臭ケア、身綺麗な印象を与えるだけで相手への安心感が違ってきます。

見栄を張らない……いろんな男性を見てきたプロに見栄を張って「オレは玄人だぜアピール」をしてもすぐバレます。「遊び慣れてないけどよろしくね」等、素直なのがいちばんです。

同じ目線……上から目線で威張るのはもちろんですが、下から「こんな大変な仕事をしてて偉いね、尊敬します」的な事を言うのも「馬鹿にしてんの?」と取られる事も。あくまでも対等に、同じ目線で接してみてください。

普段からコンビニや牛丼屋であっても「ありがとう」「ごちそうさま」が言える人は好かれるかもしれませんね。……まあ、どんな女性にも喜ばれ「神客」になれる最強の差し入れアイテムは“アマギフ”(Amazonギフト券)だったりするのですが、それを言ってしまっては身も蓋もないですね……。

童話「北風と太陽」のように、無理矢理にでも自分の欲を叶えようとすればするほど風俗で働く女性は身構え、心を閉ざします。たとえ嫌な客であっても最低限のサービスはしてくれると思いますが、モテるかどうかは別として好感を持たれる……「アラこの方ステキね」となれば、安心し、いつも以上に頑張ってくれるかもしれません。キレイに遊んだ方が、結果自分が得をするという訳です。

コロナの影響でまだまだ油断できない、何かとストレスが溜まりがちな昨今ですが、せっかくのお遊びですのでお互い気持ち良く、ルール内でド変態になり楽しく遊んでくださいね。(文◎阿部定治 / 風俗ライター)

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