神戸・大阪など小中高、分散登校スタート「初夏の新学期」

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、休校が続いていた兵庫県内や大阪府内の公立小・中学校と県立・府立学校(高校、特別支援学校など)が6月1日に再開した。3月初旬から春休みを経て最大で3か月の長期休校となった。

 当面は分散登校や短縮授業で、6月中(神戸市立学校・園は6月15日)に通常授業に戻す。小・中学校は学習の遅れを取り戻すため、夏休みは約6割の市町がお盆前後の10日間程度を見込んでおり、大幅に短縮する。

 大阪府立高は受験を控える3年生などの授業を順次再開。6月1日から全学年を対象に分散登校を始め、全面的な授業再開は15日の予定。授業時間を確保するため、夏休みを10日間、冬休みを7日間程度に大幅短縮する見通し。

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