6月のスタートは北日本を除いて、全国的に雲の多い天気となっている。
1日(月)夜にかけては大気の状態が不安定となるため、局地的に雷雲が発生しやすく、短時間の強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。
発達した雨雲が近づいてきたら安全確保を
九州南部に続いて、5月31日(日)は四国が平年より5日早く梅雨入りした。
日本列島には南から暖かく湿った空気が流れ込んでいて、1日午後は局地的に雷雲が発生する見込み。
発雷確率は昼過ぎにかけて西日本で高く、夕方から夜にかけては東日本や北日本でも高い所がありそうだ。
午前11時現在、沖縄(石垣島地方)から東北にかけての広い範囲に雷注意報が出ている。
天気が急変しやすいため、空の様子に注意するとともに発達した雨雲が近づいてきたら、激しい落雷や竜巻などの突風に備えて、身の回りの安全を確認してほしい。
(気象予報士・片山由紀子)