第8回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」作品募集開始

2020年6月1日
公益財団法人 日本漢字能力検定協会

ほんの一文字に、ぎゅっと気持ちを込めて
第8回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」作品募集開始
●募集期間 2020年6月1日(月)~9月25日(金) 消印有効

公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事:髙坂節三/以下、当協会)は、想(おも)いを託した漢字一字を贈る、第8回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト(以下、コンテスト)」の作品募集を開始いたしました。応募締切は2020年9月25日(金)です。
本コンテストは、日頃は言えない素直な気持ちを、漢字一字に託して贈るという趣旨で2013年に始めたもので、今年で8回目の開催となります。過去7回のコンテストで、全国より累計約24万作品のご応募をいただきました。これまで、家族や友人への感謝、自分自身へのエールなど、様々な想いがこめられた作品が数多く寄せられています。
前回コンテストでは、小学生から90歳台の方まで幅広い年代の方が参加してくださり、過去最多の46,382作品の応募をいただきました。本コンテストを通じて、今年も多くの方々に「漢字」で気持ちを表現することの魅力を感じていただければ幸いです。
詳細な情報はコンテストサイト(https://www.kanken.or.jp/kanjicontest2020/)にてご確認ください。

■第7回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」小学生部門絆大賞受賞作品

「湯」
おばあちゃんへ ~ 碧咲より
わたしは、毎日おばあちゃんとおふろに入っています。学校であったことを、いろいろ聞いてくれます。だれにも話せないことも、おばあちゃんには話せます。みんなには、ないしょにしてくれるので安心です。心も体もスッキリで、一番すきな時間です。ありがとう。

■第8回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」概要

□名称 : 第8回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」
□募集テーマ: 「贈りたい漢字とメッセージ(120字以内)」
あなたが伝えたい気持ちを表す漢字(一文字)とメッセージをお寄せください。
□募集部門 : ①小学生部門 ②中学生部門 ③高校生部門 ④大学生・一般部門
□募集期間 : 2020年6月1日(月)~2020年9月25日(金)消印有効
□募集方法 : ●個人での応募
【Web】コンテストサイト(https://www.kanken.or.jp/kanjicontest2020/)から応募する。
【郵送】所定の応募用紙(コンテストサイトよりダウンロード)に記入して郵送する。
●団体での応募
応募者全員分の応募用紙(コンテストサイトよりダウンロード)をまとめ、郵送する。
□応募先 : 〒605-0074 京都市東山区祇園町南側551番地
公益財団法人 日本漢字能力検定協会 「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」係
□Twitter : 今、あなたに贈りたい漢字コンテスト(@kanji_gift)
□審査員 : 審査員長 橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
□審査員 : 審査員 ゴルゴ松本(お笑い芸人)・やすみりえ(川柳作家)・華雪(書家)
□表彰 : 絆大賞(各部門1点) 賞状・副賞(5万円相当)
□表彰 : 日本漢字能力検定協会賞(各部門1点) 賞状・副賞(3万円相当)
□表彰 : 審査員賞(各部門3点) 賞状・副賞(1万円相当)
□表彰 : 佳作(各部門10点) 賞状・副賞(5千円相当)
□発表 : 2021年1月下旬頃 コンテストサイト等で発表予定
□表彰式 : 2021年3月頃 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 京都本部
「漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)」で開催予定
□主催 : 公益財団法人 日本漢字能力検定協会
□後援 : 公益財団法人 文字・活字文化推進機構 / 大日本印刷株式会社
□コンテストサイト : https://www.kanken.or.jp/kanjicontest2020/

■本コンテストに関する一般の方向けのお問い合わせ先
公益財団法人 日本漢字能力検定協会 お問い合わせ窓口
TEL : 0120-509-315(フリーコール) ※月~金 9:00~17:00(祝日・年末年始を除く)
お問い合わせURL : https://www.kanken.or.jp/kanken/contact/#houshin

<参考資料>

■第7回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」概要・受賞作品紹介

□応募期間 : 2019年6月1日(土)~9月24日(火)消印有効
□結果発表 : 2020年1月
□応募総数 : 46,382作品
□受賞作品例 : *年齢・肩書きは当時のものです

<小学生部門絆大賞> 森本 碧咲 さん (兵庫県・9歳・加東市立東条東小学校)

わたしは、毎日おばあちゃんとおふろに入っています。学校であったことを、いろいろ聞いてくれます。だれにも話せないことも、おばあちゃんには話せます。みんなには、ないしょにしてくれるので安心です。心も体もスッキリで、一番すきな時間です。ありがとう。

<中学生部門絆大賞> 薬真寺 空さん (大分県・13歳・大分大学教育学部附属中学校)

私が小さい時、自分の名前の意味を調べると、「からっぽで中身がない」ですごくショックだった。帰って聞くと、「空っぽは悪い事じゃないのよ。大切な事をつめて色とりどりにするの」といっていたよね。私も名前の通り色とりどりの人生にしたいな。

<高校生部門絆大賞> 問註所 茉奈さん (広島県・17歳・山陽女学園高等部)

三才の時に出会って十四年目になります。就寝時間以外毎日私の耳に音を届けてくれています。一度も休まず、音を調節し続けて大変だよね。私に生きる希望を与えてくれてありがとう。人生に必要で大切な存在です。これからもよろしくお願いします。

<大学生・一般部門絆大賞> 山口 康介さん (大阪府・会社員)

私がLGBTを打ち明けた時、「ええやん」と微笑んだ母。私には秘密で図書館に通いながら必死にLGBT関連の本を読み、私がどうすれば生きやすいかを「調べて」くれていた母。「調」は私にとって、あなたの愛が詰まった漢字です。