6月はさらに暑く 熱中症に注意 高温に関する早期天候情報

高温に関する早期天候情報。出典=気象庁ホームページ

 今後2週間は全国的に暖かい空気に覆われやすい見込み。 特に、西日本と東海は7日(日)頃から、関東甲信と北陸は9日(火)頃からの5日間ほどは気温がかなり高くなる可能性がある。

 このため、気象庁はこれらの地方に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。

熱中症に十分注意

 気温が高くなる日は熱中症にも十分な注意が必要だ。体が暑さに慣れていないため、室内、屋外にかかわらず、喉が渇く前に水分を取るなど、無理をしない生活を心掛けたい。

 また、気温や湿度が高いなかでのマスクの着用は熱中症の危険が高まるため、屋外で人と十分な距離(2メートル以上)がある場合にはマスクを外すことも必要だ。

早期天候情報とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

© 株式会社ウェザーマップ