営業活動拡大に期待 県境移動、観光以外で緩和

サーモグラフィーカメラによる検温を行う宮崎カーフェリーの乗り場。神戸に向かう一般客の姿もあった=1日午後、宮崎市・宮崎港

 県が新型コロナウイルス感染拡大に伴い要請していた県をまたぐ移動の自粛が1日、観光目的以外で緩和された。一部の県内企業は県外拠点を通常体制に戻すなど徐々に活動を再開。「営業がやりやすくなる」と段階的な緩和に期待の声も上がった。ただ、東京など5都道県と感染流行地域の北九州市との往来について県は「慎重な対応」を求めており、県境を越えた社会経済活動が元に戻るまでは時間がかかりそうだ。

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