【新型コロナ】子どもに「メロンパン700個」 海老名・栄屋製パン

もらったメロンパンを持って笑顔を見せる「つくしんぼきっず」の子どもたち(海老名市提供)

 子どもたちを元気づけようと、海老名市国分南の栄屋製パン(梅田高嗣社長)は、市内の学童保育クラブ52カ所にメロンパンを贈ることを決めた。5月27日から始めた配布作業には、海老名商工会議所青年部のメンバーも参加。数日かけて各クラブを巡り、計約700個を届ける予定だ。

 同社は学校給食用のパンを製造。休校措置を受けて納入業務がなくなる中、「子どもたちのために何かしたい」と思い立ち、子どもたちに一番人気の商品の寄贈を決めた。

 このうち同市上郷の学童保育クラブ「つくしんぼきっず」は20個を受け取った。メロンパンをもらった子どもたちは「うちに持って帰ってお母さんと食べる」「妹にあげる」などと話して自宅に持ち帰った子が多かったという。

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