本能寺の変「真相」大差の1位は…!「総選挙」に国内外から3万5000票

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抽選特典の「謀反に関するお知らせはがき」。投票者の9割近くが申し込み、当選倍率は約240倍だった

 謎が多い本能寺の変の原因を50の説から選び、インターネット上で投票する「総選挙」の結果、最多得票を集めたのは「暴君討伐説」だった。主催した京都府福知山市などが、変が起きた6月2日に合わせて発表した。寄せられた約3万5千票中、2位に大差をつける4046票を獲得した。

 総選挙は、新型コロナウイルスの影響で福知山城天守閣と福知山光秀ミュージアムが臨時休館となったため、外出せずに参加できる企画として、同市と福知山光秀プロジェクト推進協議会が催した。

 5月の投票期間に全47都道府県と海外から3万5359票が集まった。行政機関からの通知を模した「謀反に関するお知らせはがき」を希望者に抽選で送る特典がネット上で反響を呼び、投票者の9割近くが申し込んだはがきの当選倍率は、約240倍だった。

 1位の暴君討伐説(信長非道説)は、明智光秀が織田信長の残虐な行為を許せず正義のために討ったとする説。2位は秀吉黒幕説(2513票)、3位は怨恨(えんこん)説(1866票)だった。暴君討伐説の投票者からは「光秀は義の人。私利私欲の謀反ではない」などの声が寄せられた。

 市と同協議会は「光秀のイメージが、主君を討った裏切り者から、多様に変化していると感じる。光秀の知られざる魅力を発信してきた市としてうれしい」としている。はがきが欲しいとの声が多く、対応を検討中という。開票結果は同ミュージアムのホームページで見られる。