690万円強盗の罪 米兵ら2人起訴 那覇地検 身柄は日本側へ

©株式会社沖縄タイムス社

 北谷町の外貨両替所で2人組が現金約690万円を奪った強盗事件で、那覇地検は1日、強盗と建造物侵入の両罪で、米陸軍1等兵(21)と、米空軍軍属(34)を起訴した。

 両被告は日米地位協定により起訴後に身柄が日本側に引き渡され、同日午後、那覇拘置支所に拘置された。地検は認否を明らかにしていないが、これまでの県警の調べに対し、容疑を認めている。今後、那覇地裁で裁判が進む見通し。

 起訴状によると、両被告は5月12日午後3時55分ごろ、共謀して北谷町の両替所に侵入。同店のカウンターを乗り越え、従業員に刃物のようなものを示して脅迫し、約200万円と約4万6千ドル(約490万円)を奪った疑いがある。

 事件を巡っては、県警から協力要請を受けた米軍が、現場周辺の防犯カメラの映像などから2人を容疑者として特定。米側が先に身柄を確保したことから、県警は任意の取り調べを続け、5月26日に書類送検していた。

 日米合同委員会合意では、殺人や強姦(ごうかん)などの凶悪犯罪は起訴前の身柄引き渡しに米側が「好意的考慮を払う」とされている。