センサーの設置やデータ量が容易に増加可能、理経の「IoTデータベース構築パッケージ」

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理経(猪坂哲社長)は6月2日、新たなセンサーの設置やデータ量が容易に増加可能な「IoTデータベース構築パッケージ(NoSQL型)」の販売を開始したと発表した。

システム構成イメージ

新製品は、SQL型と比べて柔軟なデータ構造と優れた可用性や拡張性をもつデータベース。データが増加してもサーバーを増設するだけで、簡単にシステムの性能を高めることができ、その都度新たにデータベースを開発する必要はない。膨大なデータの高速通信や複数拠点にまたがる多数のIoTデバイスの管理を実現する。

具体的には、NoSQL型データベースの一つであるMongoDBを用いているため、取得データを増加する際や、データの分析方法を変える際なども自社内で容易に対応でき、システム開発にかかるコストを削減することが可能。また、MongoDBの水平分散機能と、多数のIoTデバイス間で短いメッセージを高い頻度で送受信するのに適したMQTTプロトコルを組み合わせることで、膨大なデータの処理を高速化できる。

Kubernetesで多数のIoTデバイスを一括管理することで、機器への設定を容易に変更でき、効率よい管理を実現する。研究・開発用途で一般的に用いられるLinux OSの端末の運用管理と自動化も可能。さらに、ヒューレット・パッカード エンタープライズの「Simplivity」による提案も可能となっている。

また、顧客の要望に合わせて、データベースの構築が可能。同社では、収集したデータを分析し、課題の列挙と優先付けを行い、潜在ニーズを顕在化するデータ解析コンサルティングを行うことで、データの見える化まで一気通貫でサポートする。国内の大手製造業に納入した実績をもとに、複数拠点をもつ大手製造業を中心に拡販していく。