人権コラム 気づき NO.26~「コロナに感染しない心を」

©株式会社VOTE FOR

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)に伴い、世界各地でアジア系住民への嫌がらせを伝えるニュースが流れた。
日本国内でも、医療従事者とその家族への心無い嫌がらせや差別が見られた。自粛や規模縮小の中、執り行われた卒業式で医療関係の保護者が式場から退席させられたり、コロナウイルス感染者が出た病院の医療従事者の子どもに対して保育園への通園自粛を求められた等々。
自分を守るために他人を排除してしまう。なぜ、このような差別や偏見が蔓延するのだろうか。
こうした人権侵害・名誉棄損などを防ぐには、正しい情報と学びが不可欠である。多くの風習や慣習は、偏見や非科学的な風評によるものが多い。自分事として考えること、自分の頭で冷静・理性的に考えて判断することを心掛けたい。
「#ありがとう医療従事者」など、世界中で昼夜を問わず感染症の対応に当たる医療関係者にエールを送る動き「感謝の拍手」等が現れている。日本国内でも、金曜日の正午に拍手を行う「フライデーオベーション」が全国的な広がりを見せている。
この「感謝の拍手」は、新型コロナウイルスに立ち向かう医療関係者と、それを支える市民がつながりを持って感染に打ち勝とうとする行動である。
新型コロナウイルスに限らず、正しい情報の収集に努め、冷静かつ理性的に考えて判断し、行動しましょう。ウイルスに心まで侵されないで!

〔社会教育課、人権啓発・部落差別解消推進課、隣保館〕