佐世保の名物料理「レモンステーキ」の発祥店とされる、佐世保市本島町の「れすとらん門」が5月31日で閉店した。店側は「諸般のやむを得ない事情」が理由とするが、新型コロナウイルスの影響で客足が鈍り、経営に影響したとみられる。
レモンステーキは、熱した鉄板に薄く切った牛肉を敷き、しょうゆをベースとしたレモン風味のソースをかけて食べる。
門は1955年に創業。創業当時にレモンステーキを考案したとされ、さっぱりとした風味が人気を呼び、名物料理として広がった。
福岡市にある本店の「博多和田門」も5月末で閉店。店側はグルメサイトで「長い間ご愛顧いただき、誠にありがとうございました」などと知らせている。