県の「応援」キャンペーン開始 5000円助成利用しさっそく宿泊

県内経済回復へ、まずまずの滑り出し

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営業を一部再開したホテルにチェックイン後、検温を受ける宿泊客(右)=長崎市、アイランドナガサキ

 新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けている県内の観光、物産、飲食の各事業者を応援する県の各種キャンペーンが1日始まった。長崎市内の宿泊施設では早速、宿泊費助成キャンペーンを利用する県民の姿が見られ、県産品のインターネット販売は売り上げが大幅に増加するなど、県内経済回復へ、まずまずの滑り出しを見せた。
 休業していた長崎市伊王島町1丁目のリゾート施設「アイランドナガサキ」は同日、一部施設の営業を再開した。感染対策としてチェックイン時と朝食時に検温。フロントには透明のシートを新たに設置、スタッフはマスクと手袋を着用して対応した。
 この日の宿泊客は全て県民で、県内観光をする県民に1泊5千円を助成する「ふるさと再発見の旅」を利用。佐世保市から家族4人で訪れた主婦(28)は「例年は県外に旅行する。今年はコロナでできなかったので県のキャンペーンを使って来た。(キャンペーンは)自粛生活が解除され、どこかに出掛けようという気持ちになる」と話した。
 一方、県物産振興協会が運営する通販サイト「e-ながさき旬鮮市場」や、県漁連の「長崎漁連ウェブショッピング」で県産品を3割引きで購入できる「長崎よかもんキャンペーン」も好調。旬鮮市場は通常の売り上げが1日平均約10万円だが、この日は午後4時時点で約150万円を売り上げた。前売り食事券販売サイトで県内飲食店の券を買うと購入金額に応じて県産品がもらえる「長崎よかみせキャンペーン」も始まった。
 県物産ブランド推進課は「ネットや旅行を通じて動くことが県内業界の応援につながる。多くの県民に利用してほしい」と呼び掛けている。