フジテレビ系で6月6日にスタートする「WOWOW×東海テレビ 共同製作連続ドラマ 犯罪症候群 Season2」(土曜午後11:40)に主演する谷原章介が、放送を目前に控えてメッセージを寄せた。
原作は、累計50万部を越える貫井徳郎氏による人気3部作「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」。“復讐(ふくしゅう)の是非”をシリアスに描く社会派サスペンスで、玉山鉄二主演のSeason1が2017年にフジテレビ系で、谷原主演のSeason2も同年にWOWOWで放送された。
今回のメッセージ収録は、緊急事態宣言解除後の5月末に都内某所で行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う外出自粛要請により「この2カ月間ほぼ仕事を休んでいた」という谷原。3年前の撮影当時の心境やSeason2の見どころを語った。
ドラマは、婚約者を未成年者に殺害された刑事・鏑木護(谷原)と、婚約者の兄で鏑木の元後輩刑事・武藤隆(玉山)、さらに特殊任務の指揮役で事件解決に手段を選ばない非情の男・環敬吾(渡部篤郎)を加えた3人を軸に物語が展開する。
谷原は自身の役どころについて「鏑木という役を突き詰めていくと人格が崩壊していくような感じがして、身が引きちぎられるような感覚を覚えた」と回想。地上波初放送に向けて「鏑木、武藤の身に起こったことを自分のこととして考えると、あらためて楽しめると思う」とアピールしている。