山江村の村歴史民俗資料館が、30年前に村民らが埋めたタイムカプセルの中身を展示する企画「タイムカプセル展」を開いている。6月30日まで。
タイムカプセルは、村制施行100周年を記念して、1990年に村庁舎敷地内に埋められ、昨年7月に掘り起こされた。
今回は新型コロナウイルス拡大防止のため、村民や人吉球磨地域の住民向けに企画。会場には当時の小中学生が描いた絵や祭りのプログラム、写真のほか、村長や村議会議長のメッセージ、カプセルを埋める以前に製造された球磨焼酎など約100点が並ぶ。
同館は月曜休館。入館200円(高校生以下、村民は無料)。観覧の際はマスク着用。村教育委員会TEL0966(23)3604。
(吉田紳一)
熊本日日新聞 2020年5月30日掲載