「食パンの概念を変えた」銀座の食パン専門店が北陸初出店

2018年9月に銀座でオープンして以来、高級食パンブームの牽引役として全国25都道府県に暖簾を掲げた『銀座に志かわ』が、2020年5月15日(金)ついに北陸初出店となる金沢店をオープン。

場所は、マックスバリュ金沢駅西本町店のすぐ近く。
堂々たる「食パン」の暖簾と、工房を兼ねた店舗から漂うふんわり甘いパンの香りが目印だ。

絹のような柔らかさの秘密は水にあり

『銀座に志かわ』の特徴はなんといっても、食パンの概念を覆すほどの柔らかさ。その鍵を握るのは、仕込みに使っているアルカリイオン水。

いわゆるパンの教科書としては、アルカリイオン水はパンがうまく膨らまないためパン製造には不向きといわれてきたが、一方でアルカリイオン水は食材の旨味を引き出すことに優れているともいわれていた。

『銀座に志かわ』はこのアルカリイオン水の可能性に着目し、パンの仕込み水として採用。カナダ産の高級小麦粉と、はちみつ、生クリーム、バターなどの安心安全な材料を使い、その旨味を最大限に引き出すことに成功した。

右が水道水、左が銀座に志かわのアルカリイオン水。同じ茶葉を使ってこの色の差。旨味成分の抽出力に歴然の差があることが一目瞭然。
こだわり抜いた水を使ったずっしり重厚感のある食パン。

そんな銀座に志かわで扱うのは、この「水にこだわる高級食パン」1本、1種類のみ。研究に研究を重ねた自信が、この堂々たる潔さに現れている。 

オススメの食べ方は

しっとり柔らかく、ほんのり甘い銀座に志かわの食パン。購入一日目は焼かず・何もつけず、そのままの美味しさを味わってみてほしい。そして水分が少し減少した2日目以降はトーストにすると、外はカリッ、中はふんわりとした食感を楽しむことができる。

和食材との相性が抜群に良い。

また、ふんわり自然な甘さのある銀座に志かわの食パンは、まるでご飯のように和食材と合う。きんぴらごぼうなどのおかずを乗せてもよし、つぶあんなどの甘味を乗せてもよし。朝食としてだけではなく、スイーツとしてもディナーとしても楽しめて、またチーズなどの食材ともよく合い、お酒との相性も抜群だ。

銀座に志かわのInstagramでも、いろんな食材とのマリアージュを紹介しているのでチェック。

手土産にも、プチ贅沢にも

値段は一本2斤で800円(税抜)

ずっしりと重みのある立派な食パンを料亭のお持たせをイメージするような高級感のある紙袋に入れてくれるので、自分へのプチ贅沢はもちろん、ホームパーティなどの手土産に喜ばれること間違いなし。また別売り(1,200円税抜)の風呂敷もあり、特別なギフトとしても重宝しそうだ。

「石川県は食文化が高く、とくに金沢は全国的に見ても食パン需要が高い地域。北陸のみなさんに銀座に志かわを知っていただくための北陸第一号店として私たちも力が入ります」と代表の高橋氏も気合十分。

店内は三密回避の工夫も。「銀座に志かわのオープンが少しでも地域の活気になれば」と店長の小國さん。

一日の始まりである朝食を高級食パンにするだけで、いつものお家時間がなんとも贅沢なものへとランクアップ。ちょっとした特別な日に、また、外食を我慢してSTAY HOMEを頑張ったご褒美にいかがでしょう。

銀座に志かわ 金沢店

ギンザニシカワ
石川県金沢市駅西本町5-2-17
TEL.076-255-1616
営業時間/10:00〜18:00(売り切れ次第終了)
定休日/不定休
駐車場/15台

(文章、取材/佐藤江美、写真/吉田章仁)

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